第53回豪華浪曲大会(2019年)

毎年恒例の一般社団法人日本浪曲協会主催の豪華浪曲大会も今年は第53回を数えます。

今回のテーマは「聴いて下さい私の十八番」で同時企画、「三代目 天中軒月子 襲名披露」もございます。

第一部の始まりは、今年浪曲師として一人立ちの披露をしました、富士綾那・富士実子・港家小そめが港家小柳丸を案内係として、十八番を元気よく一節ご披露いたします。
それに引き続き、協会若手の国本はる乃・東家孝太郎、協会看板の富士琴美・玉川こう福が口演し、第一部の取りを三笠優子が務めます。

第二部は天中軒涼月が五代目天中軒雲月の前名である天中軒月子(三代目)を襲名するご披露で御座います。
披露口上の後、療養中でした師匠の天中軒雲月が登場し、天中軒月子襲名に花を添えます。
また、三代目天中軒月子が曲師に伊丹明を迎え、十八番の「田村邸涙の決別」を一席、披露口演いたします。

第三部は協会幹部の玉川奈々福・澤順子・天津ひずる・三門柳・澤孝子・東家三楽が今回の豪華浪曲大会の為に吟味した十八番の口演で御座います。
心行くまでご堪能下さい。